「生ハムのマニュアル」出版記念イベントに出席
服部栄養料理研究会会長 服部津貴子の食育活動のひとつをご紹介いたします。
服部津貴子は、一般社団法人日本生ハム協会が設立された2015年から協会の最高顧問として活動しています。
9月21日に、日本生ハム協会が生ハムの本、「生ハムのマニュアル」(ごま書房新社刊)を出版し、その記念イベントが行われました。
皆さんは生ハムのことをご存じですか?
今、スーパーには日本のメーカーの生ハムと、スペインやイタリアから輸入されている生ハムが並んでいますね。同じ「生ハム」と記載されていますが、実はこれらは全くの別物。
南西ヨーロッパの生ハムは、長い時間(スペインでは最低7カ月以上)をかけて熟成させたもの。地中海地域の食文化を支えてきた歴史的に意義のある食材です。
日本のメーカーの生ハムは、スモーク工程があるドイツ製法の流れをくみ、短期間で生産される日本独自の製法で作られたものです。
一般社団法人日本生ハム協会は、南ヨーロッパで伝統的につくられている長期熟成ハムの正しい知識および取扱方法の普及、そして、関連する食文化の啓蒙実施を目的として、業界関係および一般の有志が集い、2015年10月に設立されました。
出版記念イベントは9月21日、スペイン大使館大使公邸で、駐日スペイン大使・フィデル・センダゴルタ大使ご夫妻、スペイン大使館経済商務部所長フェルナンド・エルナンデス氏ご同席のもと行われました。
スペイン大使とともに、服部津貴子も最高顧問としてご挨拶させていただきました。
会場には、ハモンイベンリコ、ハモンセラーノ、なんと国産の長期熟成生ハムも登場。
シェリー酒、カバ、ワインなど色々な飲料とタパスお料理もならび、集まった方々は長期熟成された味わい深い生ハムとお酒を心行くまで楽しんでおられました。
皆さんも生ハムの正しい知識を理解し、美味しく健康な生ハムをより一層楽しんでいただければ幸いです。
下は、日本生ハム協会代表理事の渡邉直人様(右)と服部津貴子会長
一般社団法人 日本生ハム協会HP