後半の西洋料理クラブは、フランス料理から。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA9月19日、西洋料理クラブの後半戦がスタートしました。
講師は、銀座レカンの料理長、高良康之先生。
高良先生の講義は、わかりやすく、説明がとてもインテリジェント。
例えば、
「野菜は小さく切ると小さく口にあたる、大きく切ると大きく口にあたる。それで味に面白みが出る。均等にしたければ、同じサイズに切ればいい」
そうめんの味付けでも「うまみがあるから、酸味を足し、辛味を足し、甘みを足し、さらに香りを足して味を作る」とか。
白いイカに塩を振るときには「イカの上だと、塩がどのくらい振られたかがわからないから、左手をかざしてその陰で塩を振るとよく見える」とか。
とても、惹きつけられる講義でした。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAお料理は、日本らしい食材を使うということで、
・新イカと焦がした素麺のコンポジション
・平目のプレゼ デュクレレ風ソース
・豚ロースのローストと春菊のクーリー
・ほうじ茶のブランマンジェと塩アイスのハーモニー
イカのお料理、とても美しいです。
イカの上には、炒めた素麺が乗っています。
先生は、焼きそばと呼んでおられましたが。
炒めた素麺は、オリーブやアンチョビペースト、トマトフォンデュなので和えてあります。
南仏のイメージです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA豚ロースのローストと春菊のクーリーでは、クーリーの上に載せる付け合わせの野菜の選び方がまたも素敵。
食感のカリフラワーに蕪のみずみずしさを添え、春菊と同調させるためにスナップエンドウとフレッシュの春菊、そして、少し刺激を与えるためにブロッコリースプラウトを加える。
どうです。
付け合わせもこのように計算されており、それを惜しげもなく披露してくださっていることに感動です

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAお料理も、皆さん大満足。
おいしいワインと一緒にただきました。
高良先生、ありがとうございました。
勉強になりました。

 

 

 

次回の西洋料理クラブは、10月24日(土)、アルポルトの片岡護先生です。
またまた楽しみですね。

途中入会も、単発参加もOKですので、お問い合わせください