●「食育基本シリーズ」全5巻発行

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服部栄養料理研究会(会長:服部津貴子先生)監修の新しい食育の本が発行されました。
「1.知る」「2.選ぶ」「3.作る」「4.食べる」「5.考える」の5冊で構成。
イラストや写真を多用し、子供が楽しく読める体裁ながら、食の基本から、世界の食事情や食の安全性まで自分で考えられるような高度な内容に仕上がっています。
フレーベル館発行。全国の小学校や公立の図書館に置かれています。

 

スペイン・アンダルシアへ

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スペイン・アンダルシア州政府エクステンダのご招待で、9月22日から24日の3日間にわたって開催された食品展示会「第二回アンダルシア・サボール(おもてなし)」に日本の料理関係者の代表として服部津貴子先生が招待されました。
「アンダルシア・サボール」は、アンダルシア州産の食材(オリーブオイル、シェリー酒、生ハム、マグロ等)を世界に紹介するためのイベントで、世界中から食の関係者が訪れました。同展示会では、「ドーニャ・マリア・デ・ラス・メルセデス財団」(※1)の主導のもと、イベロアメリカ(※2)諸国の文化・料理協会(Academia Iberoamericana de Gastonomia)』も設立。展示会前日の9月21日には、スペイン・セビリアのレアル・マエストランサ闘牛場広場にて設立記念イベントが開かれ、アンダルシア、スペイン、メキシコ、アルゼンチン、ペルー、ブラジル、ポルトガルの料理学校の関係者などが参加しました。
イベントは、アンダルシア州政府ホセ・アントニオ・グリニャン知事の主催でおこなわれ、協約を結んだイベロアメリカ各国の大使やスペイン観光局長、各国の国際アカデミーの代表が招待されました。
ディナーは、世界一とも評されるエルブリのシェフ、フェラン・アドリアがプロデュース。収益金は「アンダルシア小児癌を持つ親の会」に寄付されました。

(※1)ドーニャ・マリア・デ・ラス・メルセデス財団はアンダルシアの文化、社会経済の発展を貢献することを目的に2006年12月設立。マリア・デ・ラス・メルセデスはセビリアに一時期住んでいた現国王フアン・カルロス1世の母后。現在はスペイン王女 エレナ・デ・ボルボン・デ・ラ・イグレシアが名誉理事長を務めている。 (※2)イベリア半島のスペイン、ポルトガルの言語や文化が及んだ中南米地域 。