「西洋料理クラブ」第4回目 ベルギー料理 堀込伸一シェフの回
9月17日、憧れの国、ベルギーのお料理の回でした。
講師は、赤坂にある「シェ・ミカワ」の堀込伸一シェフ。
堀込シェフは、フランスの田舎料理を徹底的に学ばれたシェフです。
ベルギーといえば、チョコレートとビールが有名ですが、お料理というとあまり知られていませんね。
フランス料理とドイツ料理をうまくミックスしたお料理なのだそうですよ。
さて、本日のメニューは、
・Salade de moules de Bouchot
ムール貝のサラダ
・Chicon au Gratin
シコン(アンディーブ)のグラタン
・Canard roti sauce a la biere fruits rouges
鴨のロースト フルーツビールソース 赤キャベツとリンゴのブレゼ添え
・Tarte au Riz de Verviers
お米のタルト
そうそう、ムール貝もベルギーの名物でした。
ベルギーでは、8月になると「新しいムール貝が届きました」という張り紙があちこちに出るとか。この季節のムール貝を「ムールヌーボー」というのだそうです。
日本の「冷やし中華」や「かき氷」みたい。
ベルギーの皆さんはとても楽しみにしているのでしょうね。
もうひとつ面白いのは、鴨のローストのソース!
フルーツビールでソースを作ります。
先生はヒューガルテンのロゼを使いました。
今日は、そのソースの作り方をご紹介します。
鴨を焼いたフライパンにフルーツビール1本と砂糖10gを加えて中火で半量以下になるまで煮詰めます。塩、こしょう、レモン汁(1/2個分)で味を調え、無塩バターを加えてソースに仕上げます。最後に水溶き片栗粉をわずかに入れて調整しても良いです。
シコン(アンディーブ)のグラタンは、縦に切ったシコンをハムで巻いて、耐熱皿に並べ、ベシャメルソースをいれて、おろしたてのグリュイエールチーズをふりかけてオーブンで焼くというもの。ベルギーの家庭料理だそうです。
ハムの塩味とシコンの苦味、ベシャメルソースのまろやかさがとてもおいしいです。
家庭料理だからでしょうか、気取らないほっとするおいしさでした。
お料理に合わせるお酒、今日はベルギーのビールです。
なんと4種類も。味比べができて感激!
もちろん、ワインもありましたよ。
幸せなランチタイムでした。
お料理と講習の様子は下の写真集で見てくださいね。
【本日の写真集】