ヨーロピアン・ダイニングクラブが開講

hattori_1_442013年度のヨーロピアン・ダイニングクラブが5月18日の土曜日に開講しました。今年度もフランス、イタリア、スペインの料理を楽しく実習していきます。
今年度の第1回目はスペイン料理。講師は日本における‘モダン・スパニッシュ’の先駆者、ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏です。現在は内幸町の「レ・ストゥディ」という1日1組限定のレストランのオーナーシェフ。小笠原伯爵邸や「愛・地球博」におけるスペイン館での料理責任者を歴任し、日本の皇室とスペイン王室との晩餐会もプロデュースされました。

 

hattori_2_44シェフの軽快なトークは「料理とは楽しく作り、美味しくいただくもの」というエッセンスが存分に含まれていました。お料理はスペインのおばあちゃんの味からモダンスパニッシュまで、幅広く楽しめるメニューとなりました。
・ピンチョス・ア・ラ・カルトとパンコントマテ
・ミートボール
・野菜のアロス・カルドッソ
・卵黄のケーキ「空の子豚」とバニラアイス
今回はこの4品と、試食の際にはスペインの白ワイン、赤ワインと共にいただきました。

 

hattori_3_44ピンチョスは15種類の食材を自由に組み合わせて、班ごとに違う出来上がりとなりました。
こちらの写真は「野菜のアロス・カルドッソ」。鮮やかな緑で初夏を感じます。
お米を野菜のスープで煮込み、具も野菜と豆がたっぷり。トッピングは水菜とカブで暖かなカルドッソとシャキシャキ歯ごたえのコンビネーションが最高です。

 

 

hattori_4_44こちらはデザート「卵黄のプリン」。とても濃厚なこのプリンには「空の子豚」という別名があるらしいのですが、なぜその名前なのかはシェフによると「僕もおばあちゃんにこの名前で教えてもらったから」とのことで、どうやら謎のようです。

 

次回はイタリア料理。担当するのは服部栄養専門学校の中村哲先生です。楽しくて、家でも作れる、プロの技。ぜひとも次回もお楽しみに。