
「世界の食文化と食育」第4回目 ポルトガル料理の回
10月1日、「世界の食文化と食育」の第4回目が開催されました。
テーマとなるお国はポルトガルです。イベリア半島、大西洋沿岸の国ですね。
面積は九州の2倍ほどで、人口は1400万人です。首都はリスボン。
観光でも人気の国です。
駐日ポルトガル共和国大使夫人のイルダ・エステヴェス様がお越しになり、ポルトガルのことをいろいろと教えてくださいました。
お料理は服部栄養専門学校の中村哲先生でした。
ポルトガルは世界でも最も古い国のひとつで、日本とのつながりも深いのです。
ご存知ですか?
日本に最初に訪れた西洋人は、ポルトガル人だったってこと。
ボタン、コップ、シャボン、ビードロ、カッパ、金平糖、タバコ、パン、カステラ、などはポルトガルから伝わり、そのまま日本語になったものです。そして、日本料理の代表、天婦羅もそうなんです!
なんだか、親近感が沸きますよね。
さて、今日のポルトガル料理は、
・Salada de Polvo
タコのサラダ
・Bifes de atum
まぐろのステーキ
・Carne De Porco a Alenteijana
アレンテージョ風ポーク
・Pudim de maca
りんごのピューレの焼きプディング
・Pastel de nata
エッグタルト
アレンテージョ風スープというのは、ポルトガルのお茶漬けみたいなもので、一般家庭でお馴染みのスープだそうです。パンが入っていたりしますが、今日はアサリとポークとポテトが入っていました。アサリとポーク!
日本人には、え? という感じですが、素晴らしい、おいしいです。
赤パプリカペーストを使うのがコツです。
この赤パプリカペースト(マッサ・デ・ピメンタォン)は、ポルトガルでよく使われるようです。
もうひとつ、良く使われるのが、卵黄だそうです。
今回はエッグタルトで7個を使いました。
エッグタルト、最近では日本でも良く見かけますね。
おいしいです。
でも、ここで疑問がわいたので、大使夫人に聞きました。
「卵黄をたくさん使われるようですが、卵白はどうするのですか?」
大使夫人は、
「もちろん、卵白も使いますよ。ケーキに使うのがほとんどですけど」と。
良かったです。
ワインも忘れてはいけません。
ポルトガルワイン。
下が本日のワインです。
ごちそうさまでした。
さて、今年の最後の「世界の食文化と食育」は、12月3日、ラトビア料理です。
ラトビア? どこ? どんなお料理? と思ったらぜひご参加ください。
もちろん単発でもOKです。
お待ちしています。
☆大使館コーディネート、通訳:インターナショナル・
【本日の写真集】