世界の料理と食育 2019年度 第1回目 日本の食文化 永山久夫先生の回

「世界の食文化と食育」が、今年から「世界の料理と食育」に変わりました!

内容も変わります。

これまで、小さいけれど、とても魅力的な国々の食を紹介してきましたが、

今年はテーマを掲げて食を掘り下げます。

そして、なんと今年は「世界の料理と食育」は調理実習なし!

講義と試食のみです!

お料理作るのが苦手だけど、食べること大好きの方々も是非ご参加くださいね。

詳しくはこちらを!

 

http://lunalapin.com/cl_edu

 

第1回目は、「日本の食文化」はテーマでした。

講師は、食文化史研究家の永山久夫先生!

このお顔どこかで見たことありませんか?

 

永山久夫先生ご登場!

永山久夫先生ご登場!

 

そうです。

永山先生、最近はNHKの「チコちゃんに叱られる!」によくご出演されています!

先生のお話と、「ガハハ」と笑われる大きな笑顔を直接拝見できて幸せでした。

 

先生は大人気。皆から写真のリクエストが

先生は大人気。皆から写真のリクエストが

 

先生が一番好きだとおっしゃる万葉集から、いくつかの詩をご自身で書いた物をご紹介くださいました。

 

永山先生の力作!

永山先生の力作!

 

絵も、先生が描かれているんですよ!

素晴らしい!

 

先生の教えをひとつ紹介します。

人間はいくつになっても恋をしなさいとおっしゃっていました。

万葉集には、たくさんの恋の話が乗っていて興味深いのですが、

想いを打ち明けられて、それに応えることができなかったときは、相手を傷つけないように、後味のよいフレーズのやさしい歌を返しなさいと。

先生は、「別れはアートだ!」とまでおしゃっていました。

 

そこで、具体的な別れの詩を教えてと先生にお願いしたところ、

ささっと、下の言葉を書いてくださいました。

 

先生直筆

先生直筆

 

「逢い引きの

山の端に

月が昇れども

やがて雲間に

かれ、去るとも」

使ってみてくださいね。

 

さて、この日のお料理は、これ!

こちらも先生の手書きです。

 

お品書き

お品書き

 

これらがコースで出てきたのですから、びっくり!

 

干し海苔、鯛のなます、家っ芋の煮物、柏の葉に白飯

干し海苔、鯛のなます、家っ芋の煮物、柏の葉に白飯

 

鮎の塩焼き

鮎の塩焼き

 

猪穴のやわらか煮。豚で代用

猪穴のやわらか煮。豚で代用

 

きび交ぜの白飯と瓜と茄子糟漬け。奥のお水は、変若水(おちみず)。若返る霊水です

きび交ぜの白飯と瓜と茄子糟漬け。奥のお水は、変若水(おちみず)。若返る霊水です

 

これは鴨が入った汁です

これは鴨が入った汁です

 

節のくだもの

節のくだもの

 

デザートの「まがり」

デザートの「まがり」

 

豊神酒と濁りたる」酒ももちろん出ました!

どれもおいしくいただき、健康になれる気がしました。

ごちそうさまでした。

 

 

次回の「世界の料理と食育」は、

7月6日㈯ オーストラリアの食文化 です。

講師はオーストラリア商工会議所のサリー・タウンゼンド先生です。

単発参加もOKですから、お問い合わせくださいね。