世界の料理と食育 2019年度 第2回目 オーストラリア料理の回
世界の料理と食育、第2回目は、7月6日、オーストラリア料理でした。
オーストラリア・ニュージーランド商工会議所会頭のサリー・タウンゼント先生がオーストラリアの食文化についてのお話を、
服部栄養専門学校の木下雄介先生が料理のデモをしてくださいました。
オーストラリアの料理といえば、「お肉でしょ!」というイメージですが、実は食材の宝庫で食料自給率264%! だそうです。
日本の自給率はわずかに37%(2018年)。
日本は食の面で、相当オーストラリアに助けられているようですよ。
例えば、コージー・コーナーのクリームや、ピザ屋さんのチーズはオーストラリア産だそうです。
香川県の讃岐うどんは、ほとんどオーストラリア産の小麦粉で、おそばのチェーン店で使用されているそば粉もオーストラリア産なのだそうですよ。
驚いたのは、スーパーで売られている和牛です。
なんとオーストラリア産! オーストラリアで今は和牛も育てているということ初めて知りました。
さらに今はコシヒカリも栽培しているとのこと。吉野家の牛丼は、ビーフもお米もオーストラリア産だというから、「恐るべし、オーストラリア!」です。
さて、この日のメニューは、
・ゴートチーズのタルト
・グラスフェッドラムのグリル フリーケサラダ添え
・パン デュッカとオリーブオイル
・ラミントンケーキ
もちろんオーストラリアワインと一緒に!
フリーケというのは古代の穀物で、青麦をローストしたもの。最近はスーパーフードとして注目を集めています。
デュッカは、ナッツやホールスパイス塩がブレンドされていてオリーブオイルに混ぜて、パンをつけて食べます。この日は、ローストへ―ゼルナッツ、ごま、コリアンダー、クミン結晶塩がブレンドされていました。
パンだけでなくても、サラダや肉にも合います!
日本人にとってはとても馴染みのあるオーストラリアですが、食については知らないことがいっぱいでした。
ごちそうさまでした。
ルナラパンに、ご興味のある方は事務局(03-3354-4368)までお問い合わせください。
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