
愼先生、お久しぶりです。世界の食文化と食育 2回目は韓国宮廷料理
服部学園で38年間、韓国料理の教授として教鞭をとられた愼月順先生、久しぶりにルナラパンの世界の食文化と食育に登場くださいました。
愼先生は韓国宮廷料理の第一人者です。
大使館のパーティ料理などの指導もされています。
愼先生の韓国料理は美しいです。宮廷料理ですから。
そのうえ、健康的。
もちろんおいしい。
この日のメニューは、
・サムゲタン 参鶏湯
・オセックチョン 五色卵焼き
・カジチム 茄子の肉詰め
・チャプチェ 雑菜
・オイキムチ きゅうりのキムチ
・ムゥパプ 大根ごはん
愼先生のお料理は、特別な韓国宮廷料理だから、素材を一つ一つ丁寧に調理します。
例えば、チャプチェは、春雨以外に9種の野菜が入っているのですが、
それらは上カルビ、もやし、きゅうり、セロリ、ピーマン、にんじん、玉ねぎ、たけのこ、干ししいたけ、すべて1種類ずつ炒め、味をつけて、最後にひとつのボウルにまとめて全体を混ぜます。
ごちゃっと、一緒に混ぜ込んで炒めたりしないので、色がとてもきれい。
丁寧で、愛を感じる一品です。
今回は大根ごはんを、紹介しちゃいます。
「大根めし」のイメージがあるから、大根ごはんが宮廷料理? と思ったのですが、
いやいや、おいしい! すごく、おいしい。
<材料>
米 2カップ
大根 200g
水 2カップ
塩 小さじ1
<作り方>
大根は繊維に逆らってせん切りにします。
炊飯器に米の半量、大根半量、米半量、大根半量の順に入れ、塩を溶かした水を注いで、炊きます。
それだけ。
食べるときに、かけ汁(薬味しょうゆ)をお好みでかけていただきます。
かけ汁(薬味しょうゆ)は、
しょうゆ 大さじ3
長ねぎみじん 大さじ1
にんにくみじん 少々
粉唐辛子 少々
煎りごま 小さじ1
ごま油 小さじ1
です。
韓国では、親しい人との挨拶は、
「ご飯食べましたか?」
だそうです。
食べるとき、日本人は静かに食べますが、
韓国は、「さあ、食べるぞー!」という感じ。
とにかくお喋りをしまくりながら食べるのだそうです。
楽しそうですね。
さて、次回の世界の食育と食文化は、なんとアイスランド料理!
駐日アイスランド大使夫人にケストでお越しいただき、アイスランドの食文化のお話をしていただきます。
料理指導は、服部栄養専門学校の小高勇介先生です。
アイスランドの料理って、あまり聞きませんね。
興味ありませんか?
単発でも参加できます。
知りたい、食べたい方は、ぜひお問い合わせください。
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