世界の料理と食育 2018年度 第1回目 ベトナム料理の回
世界の料理と食育の第1回目は、7月7日に開催。ベトナム料理でした。
駐日ベトナム大使夫人のホアン・ティ・ミン・ハー先生が、ベトナムについてのお話を、
服部栄養専門学校の大野文彦先生がお料理を担当しました。
ベトナムって素敵です。
食をアートとよんでいるそうです。
食感、見た目、香り、味、音をとても大事にしているということなのだそうです。
クリスピーな食感と音が大好きなので、調理法も熱を加えたり、冷ましたり、このコンビネーションが重要なのだそうです。
さて、そのお料理。
・生春巻き
・ベトナム風チキンサラダ
・揚げ春巻き
・ハノイ風ブンチャー
・ハスの実のスープ
でした。
生春巻きはブーケのように巻いたり、エビがきれいに見えるようにしたり、片方は閉じずにあえてニラを出したり、見た目を大切にしていることが分かります。
全く、アートですね。
北と南では味も違うそうです。
南のホーチミンの方が、味が濃いとか。
チキンサラダも、鶏肉をももと胸の2種類を使って作ります。
トッピングに落花生や、揚げたエシャロット、にんにく、玉ねぎの酢漬けをのせて。
これは見た目に、クリスピーな食感もプラスされてるわけですね。
揚げ春巻きこそ、食感を大事にした一品。
2度揚げすることが、パリパリ感を出すコツだそうです。
ブンチャーのブンはヌードル(麺)のこと。ベトナムでは米粉を使用します。
外国の要人もベトナムの麺が好きで、全アメリカ大統領のオバマ氏がベトナムに来た時に一番いいブンチャーを出したので、そのブンチャーのことを「オバマブンチャー」と呼んでいるそうです。
日本の天皇皇后両陛下もフォーが大好きとのことで、わざわざベトナムからお届けしたこともあるそうです。
デザートのハスの実のスープは、氷砂糖を水で溶かしてハスの実を入れたもの。
これシンプルだけど、素朴でおいしいですよね。
ごちそうさまでした。
これからの世界の料理と食育は、以下のスケジュールです。
2018.12.01(土)アメリカ料理
2019.02.02(土)修了式・食事会
単発の参加もOKです。
ご興味ある方は事務局(03-3354-4368)までお問い合わせください。
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