今年の世界の食文化と食育、第1回目はトルコ料理!

世界の食文化と食育もスタートしました。

第1回目は、6月3日、トルコ共和国大使夫人 久美子メリッチ先生と大使館シェフ アフメッド・イェニドードゥ先生をお迎えしてのトルコの家庭料理でした。

 

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服部栄養専門学校の幸田健太郎先生も完全サポートです。

大使夫人は、お名前でご察しの通り、日本人です。

トルコは親日国ですものね。日本人が大使夫人というのはうれしいですね。

 

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トルコ料理は世界三大料理のひとつです。中でもケシケキという料理は、日本料理と同じく世界無形文化遺産に登録されています。

 

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大使夫人のトルコについてお話を少し紹介します。

トルコの国土は日本の2.2倍。人口は7800万人、日本の1/6だそうです。

3方を海に囲まれていて、9つの国(ブルガリア、ギリシャ、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア、イラン、イラク、シリア)と国境を接しているとか。

長~い歴史の中、いろんな民族が出入りし、いろんな国家ができて来ているので、国中どこを歩いても遺跡だらけなのだそうです。

1万5千年前から日本とも国交があるようです。

距離を隔てた国同士ですが、歴史のいくつかのポイントでお互いに助け合って来たことが記されています。

日本語とトルコ語にも共通点が多いそうです。

下の、日本語とトルコ語を見てください。

かたい → カットゥ

てっぺん → テペ

いいね → イイ

文章の構成(文法)も同じなので、トルコでは日本人は優等生なのだそうですよ。

 

ちょっとお話の方が長くなりましたが、

今日の料理です。

 

・レンズ豆のスープ

・フムス

・ほうれん草のディップ

・チョパンサラダ

・カルヌヤルク

・バターライス

・焼きライスプリン

 

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レンズ豆はオレンジの小さいお豆です。

 

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フムスは今ちょっとしたブームですね。ひよこ豆とごまのペーストを混ぜます。日本に専門店ができたというニュースもありました。ほうれん草のディップと一緒にパンに添えます。

 

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チョパンサラダは、羊飼いのサラダというそうです。トルコでは一般的なサラダです。野菜をコロコロにカットして、オリーブオイル、スマックというしそ科のハーブ(?)の粉末と和えます。最後にレモン汁をかけ、食べる直前に塩をかけます。

スプーンで食べたいサラダですね。

 

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バターライスには、パーミセリという細くて短いパスタのようなものが入っています。

 

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カルヌヤルクは、揚げたなすにひき肉のソースを挟んで、トマトソースをかけたお料理です。

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さて、今日はほうれん草のディップのレシピを紹介します。

 

 

【ほうれん草のディップ】

<材料>4人分

ほうれん草            300g

にんにく                1片

オリーブオイル    55ml

玉ねぎ                    1/2個

塩                            少々

ヨーグルト            500g

 

<作り方>

  • ほうれん草は洗って根を切り、茹でて冷水にとり水気をきる。
  • ボールに水切したヨーグルトを入れる。
  • フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎのみじん切りをあめ色になるまで炒め、細かく刻んだほうれん草とおろしたにんにくを加えて3~5分炒める。
  • 2.に3.を入れ、よく混ぜ合わせる。

 

これを、パンにつけて食べます。

おいしいですよ。

ぜひお試しください。

 

 

さて、次回の世界の食文化と食育は、7月1日(土)、なんとパナマ料理です!

パナマ料理って、まったく知識がありません。

さてさてどんな料理?

楽しみです!

ゲストにパナマ大使夫人紋奈畑田ディアス先生をお迎えします。お料理は服部栄養専門学校の大野文彦先生です。

単発の参加も可能です。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

<本日の写真集>

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