日本料理クラブ、第2回目です。
講師は東京吉兆の加藤謙一先生。
テキストのメニュー名は、とってもシンプルなのですが、懲りにこったお料理でした。
これって日本人の心意気でしょうか。
内には秘めた素晴らしいものがあるのに、ひけらかすようなことはしない。
加藤先生がそんな感じのお人柄のように感じました。

さて、そのメニューは、
・沢煮椀
・車海老の養老揚げ
・蓮根御飯
・フルーツ寄せ

沢煮椀は、鶏と昆布でだしをとります。
具には、豚の背油も入れて味に深みを。
車海老は、活け車海老が用意されていました。それを自分達でさばきます。
衣は、細く千切りにしたじゃが芋。低温でゆっくり揚げてから、海老の衣となり、再度揚げられます。この海老は、みぞれ酢でいただきます。

写真の左したが蓮根御飯。
なんと白飯の上に、
蓮根をすりおろし、ごま油と塩で味付けして火にかけてよく練ったものをのせ、さらにその上にカラフルな野菜を素揚げしてのせ、さらに、その上に、うま出し汁にくず粉をといた餡をかけます。
予想外の組み合わせで、想像を超えるおいしさでした。
デザートのフルーツ寄せも、おいしいし。美しい。
やはり。日本の料理は素晴らしい！

養老揚げは活きた車海老で、しかも衣が１度揚げたじゃが芋なので、短時間でちゃちゃっと揚げます。そう、車海老はレア状態。でもこれは活きた車えびだからOKなのです。
先生は何回も「冷凍のブラックタイガーだと、中までちゃんと火を通してください」とおっやっていました。ここ、注意点です！
調理実習の様子、食事をしている様子を写真に収めました。
皆楽しそうです。

夏はお休みなので、次回は９月になります。
９月26日　講師はNOBU TOKYOの横山和弘先生！
ますます盛り上がってきています。
ご興味ある方は、お問い合わせください。