西洋料理クラブ 2019年度 第1回目 ペルー料理 小河英雄先生の回
西洋料理も第1回目が6月15日に始まりました。
1回目は、銀座コリドー街にあるTORO TOKYOでエグゼクティブシェフを務める小河英雄先生です。
中南米料理なら何でもお任せのシェフですが、今回はペルー料理を中心に紹介してくださいました。
最近のペルー、特に首都のリマには毎年世界のベストレストラン50にも顔を出すレストランがあるくらい、グルメな国としても世界から注目されています。
日本での知名度はまだまだですが、ペルーのお料理を日本人が知ったら大好きになると思いますよ。
この日のお料理は、
〇セビーチェ(白身魚のマリネ)
〇ロクロ(かぼちゃとえびのロクロ)
〇ロモ サルタード
〇アロス コン レチェとチチャモラーダ
珍しい食材もいっぱいでした。
とうもろこしが3種、唐辛子2種を使いました。
セビーチェは、シーフードのマリネです。簡単に言えば、シーフードをキーライムでマリネするお料理。この日は、真鯛が使われていました。野菜は紫たまねぎ、トマトなどが入ります。
セビーチェは、ペルーでは一番有名なお料理ではないでしょうか。
エビや、イカやタコなどが使われることも多いです。
マグロのセビーチェも見たことがありますが、先生は白身魚が合うとおしゃっていました。
ロクロの作り方を見ていると、途中までかぼちゃのスープを作っているような感じでした。じゃがいもも入って、水分の少ないスープという感じです。
上に、エビやそら豆、ジャイアントコーンが乗っかっています。
ロモ サルタードは、牛肉と野菜炒めものなんですが、フライドポテトを一緒に炒めるというのが特徴です。面白いです。
ソースにアヒアマリージョと呼ばれる黄色い唐辛子をつかいます。だから、ピリッと刺激的! コリアンダーやオレガノ、クミンなども効いているので、日本の野菜炒めとは全くの別物になります。これも、ペルーでを代表するお料理だそうです。
アロス コン レチェとチチャモラーダはデザート。アロスはお米のこと。チチャモラーダは紫とうもろこしのジュースのこと。小河先生は、チチャモラーダをゼリーに仕上げてくださっていました。
お酒は、ペルー原産のブドウ果汁を原料とした蒸留酒、ピスコをジンジャーエールで割ったカクテルと赤ワイン(アルゼンチン産)。ピスコのカクテルがおいしかったので、おかわりしちゃいました。
どれも、珍しいお料理ばかり。しかもボリューム満点。
この日も幸せな時間が過ごせました。
ごちそうさまでした。
次回以降の西洋料理のスケジュールは、
2019.07.20(土)フランス料理 井上 直久氏 (㈱資生堂パーラー)
2019.09.21(土)スペイン料理 関口 智幸氏 (服部栄養専門学校)
2019.10.19(土)イタリア料理 ルカ・ファンティン氏 (BVLGARI)
2020.01.18(土)修了式・食事会
です。
単発の参加もOKです。
ご興味ある方は事務局(03-3354-4368)までお問い合わせください。
【本日の写真集】