4年ぶりに再開 ルナラパン 西洋料理
ようやくルナラパンが再開しました。
お客様同士、「お久しぶり! 元気だった?」と再会を喜んでおられる姿が印象的でした。
復活の第1回目は6月17日(土)。
フランス料理、講師は関口智幸先生。
お料理は、
まず、自分たちでコンソメを作ってからの
La Socca(ラソッカ フランスのお好み焼き風のもの)
Filet de Amadai poele et consomme de volaille(リゾットの上にアマダイのグリル コンソメスープをかけました)
Salade d’agrumes au basilic sorbet au yaourt(柑橘類のサラダ バジリコ風味 ローグルトのソルベ添え)
でした。
まずコンソメ作り。
コンソメって、繊細なんです。
濁ったら、コンソメとしては失敗なので、ゆっくり丁寧に作ります。
料理人の技量が問われるところ!
具材を煮出すときも、決して混ぜてはいけません。
鍋底にくっついた具をはがすときも、鍋の中央からレードルを入れて、スープの上部の穴は広げないよう、コンパスの中心点のようにして、底の部分だけを回して底の具をはがす感じ。
これもスープを濁さないようにするためのテクニックです。
アクを取ってくれるのは先に具材に混ぜておいた卵白。
濾すときもゆっくりゆっくり。
コンソメがこれほどまでに繊細ということを知ったので、これからはよりありがたくいただかなければと思いました。
アマダイはウロコを逆立てて、グリル。ウロコの方は、最初は油をかけて火を通す。これもプロの技です。
「ラソッカ」は、ヒヨコ豆のパウダーで作るクレープ。
中に、ベーコンとよく炒めた玉ねぎ、クミンシード、グリュイエールチーズが入っています。
なんだか、ホッとする家庭の味!
「柑橘類のサラダ バジリコ風味 ローグルトのソルベ添え」
柑橘類を房ごとにナイフを入れて実だけを外して、かじゅうとグラニュー糖、バジリコ、ぺルノーでマリネ。これにヨーグルトアイスを合わせてありました。
柑橘類がぐっとおしゃれになります。
そうそう、この日はなんと日本生ハム協会の渡邉会長が選んでくださった、貴重な5年熟成の生ハムも登場。
口に入れるととろける生ハム。
渡邉会長、ありがとうございました。
この日のワインは、こちら。
次は、7月15日(土)の日本料理です。
皆さんの美味しい顔は下です。