10月3日～10日、日本で始めて服部栄養専門学校で「イタリアオリーブオイルソムリエ養成講座」が開催されました。
これまで、イタリアでしか受講できなかった人気の資格とあって、鹿児島や、京都他、地方から参加した受講者もおり、募集開始後すぐに定員の35名に。
イタリアから来日した講師陣が、「オリーブオイルの歴史」「栽培について」「テイスティングについて」「搾油方法」「生産方法・保存方法」「オリーブオイルの構成と化学分析」など、オリーブオイルの基本から、「健康とオリーブオイル」、イタリア各地のオリーブや世界のオリーブ、料理との相性など、プロ養成のための15の講義を行ないました。
受講者には70種類のオリーブオイルをテイスティングし、それぞれの味や香りを吟味し評価する、という課題も与えられ、皆、熱心に取り組んでいる様子が印象的でした。
最終日には、テイスティングと筆記の試験も行なわれました。
結果が出て、ソムリエ資格認定証が授与されるのは、3ヵ月後になる予定です。

服部栄養専門学校で学園祭

11月7、8日の2日間、服部栄養専門学校で学園祭が開催されました。
今年のテーマは、“食育の底力”―日本を取り戻す―「地球再生・ゼロからの出発3」
日本料理は菊乃井主人 村田吉弘氏、つきぢ田村三代目の田村隆氏。フランス料理は坂井宏行氏、帝国ホテル総料理長の田中健一郎氏。中国料理の陳建一氏、安川哲二氏、イタリア料理は片岡 護氏。
フィリップ・ビゴ氏によるフランスパン講習会、藤野真紀子氏による製菓講習会など、食の分野に携わる著名人が多数来校され講習会を行なうのは服部学園ならでは。
山本益博氏、生島ヒロシ氏によるトークショー、服部幸應校長の講演「食育のすすめ」も会場に入りきれないほどのお客様で賑わっていました。
服部流家元である服部津貴子先生の活動を発表するコーナーでは、先生が今年訪れた、フィンランドやスペインの食の情報が紹介されました。